日記をつけ、夜更かし・夜食をさけやせる!
肥満を治療、予防する方法には「食事」と「運動」、
そしてそれと同様に重要なものとして行動療法があります。
行動療法の柱となるのは、自分自身で「日記」をつけることです。
記録するのは「いつ」「どこで」「なにを」「誰と」「どんな状況で食べたか」
「体重」「行動」という"食行動"の記録が中心になります。
日記をつけることにより、自分でも気がつかなかった行動や、
自覚していない習慣などが判明することになります。
わかったことがらは、マーカーを引くなど目立たせてみましょう。
たとえば、夜食が多いとか、間食が多いとか......。
自分の問題点が浮き彫りになったら改善するのは難しくないはずです。
歩数計を携行して、1日の歩数を記録すると運動量も同時に確認できていいでしょう。
記録はきちっと毎日つけ続ける必要はありません。
書けるときに書くようにする、ぐらいの楽な気持ちで取り組むのが長く続けられるコツです。
高度情報化社会になり、とりわけサービス業が発達した現在では、
ふつうなら人が寝ているような時間に働いている人もたくさんいます。
深夜営業の飲食店や娯楽施設なども増え、
日本は総じて夜型の社会に移行しつつあるように感じます。
こんな世の中では、生活のリズムが乱れ、夜型の生活に陥ってしまう人もたくさんいます。
こうした人たちにとっての夜更かしのパートナーは、糖分の高いお菓子や、
カロリーの高いカップラーメンなどの夜食、お酒など。
24時間営業のコンビニはどこに行ってもありますから、
食べ物がほしいと思えば、深夜でもカンタンに入手することができます。
夜中にものを食べると、胃がもたれて朝食を摂ることができなくなり、
朝食を抜いた1日2食の生活をするケースが多くなります。
こういう人は、1食抜いた分を取り戻そうと"まとめ食い"や"ドカ食い"をして、
過剰なエネルギーを摂取しがち。
食事と食事の間隔があくと、体は飢餓状態にあると判断し、
エネルギーの吸収を高めようとします。これが、体脂肪を増やすもとになるのです。
こうした悪循環を起こす夜型の生活の症状のことを、
医学的には「夜食症候群」と呼んでおり、もはや病気として扱われています。
ヒトの体には、昼間に胃の活動を活発にする交感神経と、夜に体を休息させるとともに、
体に入った栄養素を体内に貯蔵しようと働く副交感神経の2つの自律神経が備わっています。
つまり、夜遅くに食べると、副交感神経が"本領発揮"してしまい、体脂肪が蓄えられやすくなります。
たとえ習性で夜型の生活になっていようとも、体はきちんと日夜を判断しているのでしょう。
せめて寝る前の3時間前には何かを食べるのをやめ、
もし食べてしまったら3時間は寝ないようにするのが、太るのを防ぐポイントです。
もちろん夜型の生活をやめて、朝型の規則正しい生活を維持するのが、
最大の生活習慣策であることはいうまでもありません。









